わたしたち旭東教会の礼拝堂が献堂されたのは大正12年・1923年です。
何と、あと6年で100年となるのですが、大正12年献堂の礼拝堂は、現在の旭東教会が毎週礼拝を守っている、その礼拝堂そのものなのです。
見方によっては由緒ある礼拝堂の仲間入りが出来そうな歳月が経過、という処に近づいて来ております。
もちろん、外壁にせよ、内装にせよ、少しずつ手を入れて今日に至っているわけですが、今も変わらず活躍中の礼拝堂は、何とも居心地がよく、教会のメンバー誰もがお気に入りです。
少し前には、相当に居心地がよく美しいおトイレも完成。ひいき目かも知れませんが、旭東教会の礼拝堂、実に美しいのであります。
それから、同じ平米の教会堂があったとしても、天井のたかーい旭東教会の礼拝堂は解放感が違うはずです。
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実は今日、(2017年10月25日(水))の午後、とある方が教会をふらりと訪ねて来て下さいました。
たぶん、表の、歴史的建造物であることがわかる写真の【案内版】もご覧になったのではないか、と思います。
受付付近で立ち話を30数分、更に、よろしかったら礼拝堂を見て下さい、とご案内して30分ほど。話が弾みました。
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写真のような案内版の形になって約2年ほどが経過。
ちょっぴり汚れが気になるところがあったりして、手入れの仕方を知りたいなぁと思っておりました処、別件で相談をしていた広告会社のM部長さんが先週末に来会。
錆の出ていたネジを新品に変えて下さり、他にも、静電気防止剤(つまり埃が付かないということだろうと想像します)を塗った布で、お掃除をして下さったばかりでした。
掃除をしたからの来会、ということはないでしょうけれども、でも、やっぱり、写真の案内版があるのと無いのとでは、全く印象が違うよなぁ、と思った次第です。
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わたくし(牧師のもりでございます)がこのような形の案内版を考えついたのではないのです。前任の指方信平牧師・愛子牧師お二人のお仕事を、あくまでちょっとだけ発展させたに過ぎません。
が、時々でも、「教会堂を見たいのですが」「どうぞ遠慮なくご覧下さい」と言えることは、大事なことだなぁと思います。
ぜひぜひ、歴史ある旭東教会の礼拝にお出掛け下さい。いちげんさんも大歓迎でございます。
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過日、日本基督教団岡山教会を会場にして行われた東中国教区・伝道協議会でのこと。
『なんでもわかるキリスト教大事典』(朝日文庫)『もっと教会を行きやすくする本』(キリスト新聞社)などで知られる教会ウオッチャー〈八木谷涼子さん〉をお迎えしての講演がありました。
旭東教会にも、主宰者のスタッフより依頼があって写真撮影していたこの案内版もご覧になった八木谷さん。
実は、八木谷さんから、素朴なことばでほめられたのです。
「いいですねぇ、写真があって中の様子がわかる案内版・・・・・・好感がもてます。文字だけよりも沢山のことが伝わりますね」という意味のことを言われたのでした。
うふふ、嬉しいです。はい。
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雨の日も風の日も、雪の日も、日照りの日も、倦むことなく、飽きることなく、そこに居続けてくれる君よ。
あー、何と貴い働きをしてくれているのでしょう。
今頃になって気付いた、あなたの存在のうつくしさよ。
秋の夕暮れ、恋しさもひとしおです。
M部長さんも、頑張ってくれている君を見て、きっと愛しくなったのだと思います。本当に。
だから磨いてくれた。ネジに付いていた小さな錆も落としてくれた。
これからも、よろしく頼むね。忘れないでお掃除するからね。
あ、僕だけじゃなく、教会のみんなに、「好い子・好い子」って、可愛がってもらおうね(^^♪) end
※下の写真は、八木谷さんにご覧いただいたものです。2017年10月5日(木)撮影です。Clickすると大きくなりますが、真ん中付近のネジに錆が見えるはずです。2年間でこんな変化もありました。