6月12日(日)は日本キリスト教団の教会暦では「花の日・子どもの日」でした。
ジュニアサークルの時間の講壇にはご自宅から持参された〈柏葉アジサイ〉がそっと置かれていました。
それから、説教担当の光代さんも花柄プリントのお召し物だったりの日曜日でした。
礼拝後、プランターに種蒔きをしましょう、ということになり、ジュニアサークルの直ちゃんとお母さんを交えて種蒔きが行われました。
安佐子さんのお姉さまが、カナダから持って帰って下さった、多分、日本では見かけないお花の種蒔きをしていました。どんなお花が咲くのか今から楽しみです。
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さてさて、プランターに種蒔きをしていたのは、9時40分頃でしょうか。
写真のWさんご夫妻が、教会に向かって、ゆっくりと歩いて来られるところに遭遇。
2年前のクリスマスに洗礼を受けたご主人さまと幼い頃からの素朴な信仰を大切にされている奥さま。
お二人とも80歳を越えていますが、日曜日の礼拝堂にお二人の姿が必ず見えます。多分この3年ほどは皆勤!
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かつてはご主人さまも車を運転していましたが、今では運転は免許証更新をやめられたため、なさいません。
そうなると教会への道程はどんな感じか。
想像ですが、8時50分には声を掛け合っていざご自宅を出発。バス停まで20分の余裕を見て9時10分の西大寺行きのバスに乗車。
それから、教会のある西大寺のバスセンター迄、日曜日の空いた道で10分で9時20分に下車。
バスセンターからは、ゆっくりと歩き始めて教会には9時35分頃に到着なのだと思います。
早めにお席について礼拝に備えて週報などに目を通して居られるのが日曜日の朝の日課です。
礼拝後には講壇の傍らに置かれている〈棕櫚竹(しろちく)〉の水やりなどの細やかなお世話をしてからお帰りになります。
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日曜日の朝毎に心定めて教会に向かわれるご夫妻にとって、少したいへんな道程ではあります。
しかし、イエスさまにお従いする真理といのちの道を進む一歩一歩なのではないかと想像します。
誰かがお迎えに、ということをそれぞれに思いますが、歩いてこられるその時間こそは、実に意義深く、健やかなひとときであることは確かです。
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都心の教会では、JRの駅前にお迎えのワゴン車を準備したりというお話を聞いたこともあります。
さすがに、現在の旭東教会ではちょっと真似はできませんが、帰り道は、声を掛け合って、「送りますよ」「そうですか、ではお願いします」ということが自然と発生している様子です。この日のWさんご夫妻にも声が掛かっていました。
これからの助け合いの在り方はわたしたち旭東教会のたいせつな宿題になりそうです。
自転車に乗るわけでは無いけれど、自転車を押して来る方が荷物も籠に置けるから楽です、ということもお歳を重ねられると起こるようです。杖も歩行器も必要になります。
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6月19日(日)はこどもたちとの〈まきば礼拝〉の時を過ごしますが、その中で、『どんどこどんどこ』という『こどもさんびか』を歌います。こどももおとなも一緒に元気が出てくると嬉しいです。
どんどこ どんどこ 歩いて ゆけば
どんどこ どんどこ 友だちがきて
どんどこ どんどこ 二人になって
きみもわらって ぼくもわらって
神さまのこどもになって
どんどこ どんどこ 歩いてゆけば
こどもたちだけでなく、ご高齢の方や、しょうがいのある方も、重荷を負う方も、青年たちも、ご病気の方も、若いご夫妻も、働き盛りの方も、どんどこどんどこという〈心〉で、日曜日の礼拝に集うことが出来たら幸いです。
豊かな礼拝、ゆたかな日曜日を、皆さんも、どうぞ旭東教会でご一緒いたしましょう。わたしたちも少しずつ努力していきます!end