ある大ベテランの牧師先生のご本にこんな一節があります。
【老婦人で、教会のすぐ近くに住んでおいでの方が、年をとるにつれて体も不自由さを増し、絵を引き引きであっても、欠かすことなく礼拝においでになっていました。
「若い人はいいね。一日休めば、一週間働くことが出来ますからね。でもわたしは、六日間休んで、日曜日の礼拝に来ます。ひょっとすると、今日の礼拝が最後かも知れませんから」とよく言われました。
年を取った者は、「この日の礼拝が最後かも知れない」という思いの中で礼拝を守ります。その意味では、高齢者にとっては、礼拝出席は終末的行為で
す。・・・・・・】
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今週のブログの写真は、わたしたち旭東教会の恵老の日の礼拝で80歳以上の方々との記念写真のひとこまです。いえいえ、もっと正確に申しますとこうなります。このお歳での元気な礼拝出席は、素朴に慶賀にあたいすると思います。はい。
脇本寿牧師…1920年(大正
9年)94歳
Y田 ○姉…1922年(大正11年)92歳
K原 ○兄…1924年(大正13年)91歳
O野 ○姉…1924年(大正13年)91歳
W狭 ○兄…1928年(昭和 3年)87歳
M田 ○姉…1929年(昭和 4年)86歳
U田 ○姉…1929年(昭和 4年)86歳
W狭 ○姉…1929年(昭和 4年)86歳
A江 ○姉…1929年(昭和 4年)86歳
A田 ○姉…1935年(昭和10年)80歳
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旭東教会がこの日に聖餐式を行うことはとっても意義深い伝統だなぁ、と4月から旭東教会に仕えております、わたくし(牧師のもりでございます)は思いました。
以下、みんなで楽しく豊かにお祝いした日曜日のあれこれの写真をご紹介しておきます。
どうぞ、あれこれ想像しつつ、ご覧下さいませ。
若い方たちが多い教会も素晴らしいですが、ご高齢の方が元気な教会もさらに素晴らしいなぁ!としみじみ思う秋の夜であります。end
※以下の写真、クリックすると、だーいぶ大きくなります。見え方が違うと思います。