2017年7月14日(金)№ 124『 拝啓 日本基督教団教育委員会さま ~ 教会学校応援セット〈 応用編!〉途中経過報告 ~ 』

2017年7月9日(日)旭東教会の礼拝堂 17時過ぎです 夏のファミリー礼拝に向けて、JCリーダーたち、スクリーンに映し出す紙芝居のお稽古に励みました (^^♪
2017年7月9日(日)旭東教会の礼拝堂 17時過ぎです 夏のファミリー礼拝に向けて、JCリーダーたち、スクリーンに映し出す紙芝居のお稽古に励みました (^^♪

 

『 拝啓 日本基督教団教育委員会さま

     ~ 教会学校応援セット〈 応用編!〉途中経過報告~ 』

 

日本基督教団 教育委員会さま
担当教育委員 望月 麻生 先生

                    日本基督教団 旭東教会 ジュニアサークル
                                            リーダー会 一同
                                お便り担当: 牧師 森 言一郎

 

主のみ名を賛美いたします

 

常日頃からの委員会の皆さまのご尽力、お祈り、ありがとうございます。

 

とりわけ、わたしたち旭東教会を「2016年度教育クリスマス献金教会学校応援セット」をお贈り頂く教会の一つに入れて頂きましたこと、改めて御礼申し上げます。

 

2017年3月3日付けで、〈目録〉と共に沢山のCS応援教材をお贈り頂き大切に使いはじめています。

 

紙芝居、書籍、教材、カード、グッズが大きな段ボール箱にいっぱい届き、本当にこころ弾む思いで、みんなで一つひとつをテーブルに並べて幼子のような思いを抱かせて頂いたことが忘れられません。

 

わたしたち、こころからの感謝の中、それ以前もそうでしたが、それ以後も、こころをこめて、旭東教会の教会学校にあたるジュニアサークルの活動を続けて来ています。

 

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プレゼントを頂いて以降、貴委員会からのご依頼を受けております「プレゼントを用いての活動の様子 その様子がわかるひと言と写真」、早々にご報告したいと思いながら、はや梅雨明け前の季節となってしまいました。

 

締め切り日は7月31日とは言え、おそくなっているなぁと思っておりました。ごめんなさい。

 

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報告が遅くなっているのには幾つか理由があります。

 

日本基督教団の各地の教会のCSの生徒の減少が言われている中、旭東教会もご多分に漏れず、生徒の在籍状況はきびしいものがあります。

 

とは言え、昨年度(2016年度)も、たとえこどもたちの姿が礼拝堂に見えなくても、朝9時からのジュニアサークル礼拝は一度も休むことなく、こつこつと続けてまいりました。

 

その時間、スタッフだけでなく、数人の会員や求道中の方たちがいつも礼拝をご一緒してくださり、まるで、大人の教会学校礼拝のような時間となり、とても豊かな時間を過ごしていました。

 

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昨年度までは、旭東教会のジュニアサークルの礼拝の形式としては、〈インタビュー礼拝〉というものをふた月に一度行ったり、午前10時15分からの〈まきば礼拝〉という「部分的な合同礼拝」と「お楽しみ会」(たこ焼き、焼きそば、紙芝居、ワッフル焼き、うどん出店等)がセットの日曜日を設けたりもしました。

 

他にも、それ以前から続けて来た完全な主日礼拝との合同のファミリー礼拝を春夏秋冬の合計4回行って来ました。

 

その他、イースター礼拝、クリスマス礼拝、岡山県東部地区の合同教会学校の主体的な企画・参与などを続けてまいりました。

 

また、ほぼ毎月発行の『ジュニアサークル通信』によるフォローや、礼拝や行事案内等も心をこめて継続してきています。

 

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しかし、2016年度の秋頃までは時々礼拝出席してくれるこどもさんがありましたが、今年度は、4月16日のイースターには親子で出席してくれたものの、それ以降、ジュニアサークルへの出席は、里帰りのお子さん達を除くと事実上ひとりもありません。

 

その他のお子さんたちも、10時15分からの礼拝に時々顔を見せてくれますが、明確に、在籍生徒と言えるようなこどもたちではなく、たまたま、主日礼拝の時間におばあちゃんやお家の人について教会に来た、という方たちです。

 

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もちろん、わたしたちも手をこまねいたまま過ごしているということではなく、旭東教会の近年の文脈に沿っての努力を一所懸命に続けております。

 

2017年度からは、積極的な祈り、思いをもって、9時からのジュニアサークル単独の礼拝は休止。

 

10時15分からの主日礼拝の中で、ジュニアサークルの時間をもつ形での礼拝に切り替えたのです。

 

ここには、今、わたしたち旭東教会が進めて行くべきことは、〈教育〉であるよりも、〈共育〉だという基本理念があります。

 

また、そのような歩みを、この4月の定期教会総会で旭東教会として確認したからです。

 

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こどもにも伝わる聖書のお話は、教会にお出でになりはじめて間もない方々(いわゆる求道者)のみならず、古くからの信徒さんたち、そして、ジュニアサークルのスタッフ達にとっても学びになることが多く、わかりやすいものです。

 

そして、こどもたちだけ、あるいは、ご家族での朝9時からの礼拝出席のハードルが様々な理由で高いというその現実は、変えようにも変えられないこととして、教会全体で確認したのです。

 

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ここまで、だらだらと記しているお便りとなり申し訳ありません。

 

ようやく、教会学校応援セット関連の報告のお話です。

 

2017年4月以降の数ヶ月、旭東教会では主日礼拝の中に、ジュニアサークルの時間を『週報』の〈式次第〉の中に明確に設けて礼拝を続けております。先にも触れましたが、日曜日には、こどもさんの姿が見えないことがほとんどです。

 

が、それにもめげずというのか、必ず時が来るのだという祈りをもって、聖書を読み、10分以内のショートメッセージをし、祈りを合わせ、賛美し、こどもたちや保護者のため、地域のこどもたちを覚えて祝祷をすることを続けてまいりました。

 

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来たる、7月23日(日)の夏のファミリー礼拝の日曜日には、貴委員会よりお贈り頂いた教材の中から、『5つのパンと2ひきのさかな』という紙芝居を選んで上演いたします。

 

しかし、その上演は、類い希な方法での上演とすることにいたしました。

 

なお、その日の礼拝では、紙芝居のあとに、牧師が紙芝居の内容と同じ聖書箇所から説教もいたします。

 

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少しオーバーかも知れませんが、類い希な方法での紙芝居の上演とは何かについて少し記します。

 

礼拝出席30人前後の旭東教会の礼拝。親子室なども入れれば、講壇からの距離はそれなりに遠くなります。

 

これまでも、3年前から、子どもたちへのメッセージの時に、私たちは紙芝居や絵本をしばしば利用してきましたが、主日礼拝の時、礼拝堂に居られる方たち全員に、紙芝居の絵がしっかりと見える状態か、と言えば、決してそんなことはないと思います。

 

見えにくいはずですし、何となくしか見えないのかも知れません。あるいは、最初から絵を見ることは諦めている方が多く居られるかも知れないのです。

 

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そこでわたしたち、〈共育〉の視点から、礼拝堂に居るみんながしっかりと紙芝居の絵を見ることができる方法を求めました。

 

それは、紙芝居をPDF版の画像にして、プロジェクターの使用によって礼拝堂の前方のスクリーンに大きく映し出すことにしたのです。ペンテコステ礼拝で、既に、とある題材を用いて映してみました。

 

これらを準備するのには時間も経費も必要でした。いろいろと調べて見ました。業者さんの知恵も借りました。何しろ、照明による調整やカーテンが備わっていない明るさの中では、プロジェクターで投影する絵は見にくいものだからです。

 

音声も皆さんに届くようにするには幾つかの配慮が必要です。スクリーンの設置についても、旭東教会では礼拝の中では初めてのことになりましたから、いろいろと心配りをして、リーダー会、役員会の相談・了解を経てというステップも踏みました。

 

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このホームページの「Blog・教会日記」にも掲示する写真は、7月23日(日)の夏のファミリー礼拝に向けてのスクリーン上映での紙芝居のお稽古中のものです。

 

7月9日(日)の夕方、初めての準備を始めたところを撮影いたしました。

 

リーダー会のメンバーは、皆さん教会のとある会議のメンバーに重なっているため、お稽古を始めたのは会議が終わって間もない17時頃でした。だいぶ疲れ気味の時間だったはずです。

 

しかし、リーダー会のメンバーは、紙芝居の役割を一人二役などは当たり前のこととして分担し、楽しくお稽古をし、笑顔で解散することがでたのです。

 

なにより、このようなスタッフたちの前向きな姿勢とその笑顔に安心いたしましたし、牧師として励まされました。希望を抱きました。

 

そして、このような形での上演でしたら、こども以外のあらゆる年代の皆さんも、今後は紙芝居はもちろん、頂いた数多くの〈絵本〉も一緒に楽しみながら福音にあずかれるのではないか、と期待いたしております。

 

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まだ、夏のファミリー礼拝の7月23日(日)が来ているわけではありませんが、このたびのお便り、旭東教会自慢のホームページ「Blog・教会日記」のページに公開する形で、日本基督教団教育委員会の皆さまにお送りいたします。

 

地方教会における、いいえ、旭東教会独自の精いっぱいの〈キリスト教共育〉〈教会共育〉の取り組みが、主の喜ばれる働きとなりますよう、お祈り頂ければ幸いです。

 

後日、ひと言の〈ご報告と写真〉、間違いなくお送りしますので、しばらくお待ちくださいませ。

 

皆さまの上に、主イエス・キリストの恵みと祝福豊かでありますように、こころよりお祈り申し上げます。本当に、皆さまのご努力を有り難く思っています。ありがとうございます。

 

                                      主にありて 感謝しつつ

 

 


ミニ写真館 クリニックで大ーきくなります 説明文もでてきますよ