2016年6月7日(水) № 68 『  新時代到来? 礼拝堂エアコン工事 』

左が西大寺・花口電機(株)の花口さんです。いよいよ、エアコンの設置と同時に行われたシーリングファンが天井に付いたところ。教会の礼拝を支えてくれるはずです。
左が西大寺・花口電機(株)の花口さんです。いよいよ、エアコンの設置と同時に行われたシーリングファンが天井に付いたところ。教会の礼拝を支えてくれるはずです。

各地の教会の皆さまの空調・温度の管理。いかがなさっているでしょう。

 

それぞれに工夫があったり苦労もあるのではと想像します。

 

わたくしなどでも(牧師のもりでございます)、冬場は特に、冷え込んだままの礼拝堂ではイカンと思って早めにストーブを点火したり、必要に応じて換気していました。

 

もちろん旭東教会だけのことではありません。

 

わたしたち旭東教会、昨日6/7(火)には【大型4馬力エアコン2台】の工事、そして、きょう6/8(水)は天井に取り付ける【シーリングファン】の工事が行われました。ちょっと自慢?

 

いずれも無事終了です。

 

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これまでも大活躍してくれた大型石油ストーブ、そして冷房専用のエアコンはあったのです。

 

しかし、エアコンの方はどうやら設置後25年が過ぎて冷え方が弱くなってきたこと。

 

そして何より、冬の主力暖房の大型石油ストーブ(昭和30年代頃から使用?)がそろそろ引退という時期を迎えたことに伴っての工事となりました。

 

大型石油ストーブは、燃えさかる炎によってあたたかさの確保は十二分だったものの、ご高齢の方やお子さんが、うっかり躓いてしまった時に大やけど、という事態が起こりそうな状況を心配しました。

 

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米国のサドルバック教会のリック・ウォーレン牧師があるご本の中でこういうことを仰っていたと思います。

 

【司式者や説教者の声がはっきり聞こえないこと、そして、トイレが快適ではないことは、新来会者を迎えるにあたって、致命的な問題です】

 

書棚まで行って書名までは確認はしていませんが、そう記しておられるのを初めて読んだ時、なるほどーっ、と深く心に残ったものです。

 

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旭東教会では、5月に入ってから、以下のようなお願いを役員会名で配布。この度の取り組みのために皆で献金を始めたところです。

 

 

私たちは1923年・大正12年に献堂された歴史ある礼拝堂で、日曜日毎の礼拝を豊かに捧げることが出来る恵みに日頃から深く感謝するものです。

 

さて、このたび私たちは、礼拝堂で長年使用して参りました大型石油ストーブおよび冷房専用エアコンの老朽化、壁掛け扇風機の廃棄に伴い、今後の冷暖房の機器として〈大型エアコン2台〉と〈天井のシーリングファン〉の設置を決断いたしました。夏は涼しく、冬も安全性が高まり、安心で暖かな環境を目ざします。

 

工事費用の総額は〇〇万円です。既存の会堂関係の預貯金に頼ることなく、今を生きる私たちの献身と感謝の祈りを込め、期間限定の献金によりこの取り組みを実施したいと願います。

 

礼拝環境を整えることは、先達の労苦により、1903年・明治36年の教会創立の頃から綿々と続いて来たことであり、福音を次世代に委ねていく務めを担う私たちの使命です・・・・・・。

 

 

6月5日(日)の礼拝報告時。

 

エアコン工事に伴って、25年の長きにわたって働き続けて来てくれたエアコンの働きへの感謝をしましょうという声掛けが泰さんからありました。

 

とりわけ、この度、引退したエアコンは、脇本寿牧師(1959~1991在任)の奥さま豊子姉がご病気をされた時に、とある方が、少しでも豊子姉が元気になるように、ということで献品して下さった歴史も紹介されました。

 

立派に大役を終え、教会の皆さんの大きな拍手を受けるエアコンも珍しいかも知れません。

 

取り外されたエアコン、ガス抜きをしようとしたところ、既にガスが入っていない状態で、この夏は動かしてもまったく冷えない状態になっていたとのことです。

 

ガスを充填しても怪しい状態とのこと。やっぱり限界だったようです。

 

本当に感謝ですし、お疲れさまでした。

 

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工事の様子を見せて頂いて感じたこと。

 

「人が人」を、そして「類は友を呼ぶ」というのでしょうか。

 

穏やかさ、やさしさを感じる職人さんたちが、慣れた手つきでしっかりと工事を進めておられる様子が印象的でした。

 

これは、下見にお出でになった時から感じていたことです。

 

おそらく、旭東教会にもそのような歴史の積み重ねがあるのではないかと思います。

 

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さてさて、シーリングファンも付いて(特に冬の暖気を巡らすことに有効のはず)、快適になった新時代の旭東教会の礼拝堂。

 

礼拝時にどのような変化が起こるのかと楽しみです。

 

「今年の8月は猛暑」という長期予報がラジオから流れていたのをわたくし記憶していますが、少し位の暑さはへっちゃら、かも知れない旭東教会の夏になりそうです。

 

設置されたエアコンとシーリングファン。たいせつに扱いながら教会の歩みを深めて行きたいと願います。

 

ストーブの準備が出来ていない頃の思いがけない寒さにも、冷暖房対応のエアコン導入で対応出来そうです。同じように、早くも30度越え!というような時にも、黙々と働いてくれることでしょう。

 

そして、誰でもスイッチを入れれば悩まずに使用できることもかなり重要なポイントです。

 

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試運転したエアコン、とっても良い具合に動いてくれています。天井からのファンも違和感なし。少し心配した天井からぶら下がっている電灯の揺れもなし。

 

この度の工事に至る途上で、礼拝堂にも置くようになった温度計の数字とモニターの温度もぴったり合っていました。

 

ここまでみんなで力を合わせて準備をし、電気屋さんにもじっくりと相談に乗って頂いたこと、心から感謝です。地元西大寺の花口電機さん、これからもあれこれよろしくお願いいたします。花口さん、天井の蛍光灯も(見ていませんでしたが)ながーーーい梯子を使って、サッサッと交換して下さいました。

 

こんなことを少しずつ進めている旭東教会。今年の夏は程好く涼しそうです。感謝。end

 

以下、「ミニ写真館」は工事の流れです。コメントは省きますが、Clickでそれなりに迫力があるかと思います。

 


2016年6月7日(火)~8日(水) 礼拝堂エアコン・シーリングファン工事