2016年1月3日(日) №46『 先生、今の時代 こんなところ他に無いんよ 』

笑顔特集 新年礼拝の日曜日の旭東教会です

上の写真 ぜひ クリックしてお楽しみ下さいませ 何がこんなに可笑しいのかな


謹賀新年

 

2016年も開けて早くも6日です。1月3日(日)新年礼拝を捧げた旭東教会の様子をご報告いたしましょう。

 

そう言えば、イエスさまがお生まれになったと思いきや、2月10日の水曜日から早くも受難節が始まる、という青山学院駅伝部並みのスピードの2016年です。

 

遅くなりましたが、今年もBlogの書き手としてご奉仕させて頂く、わたくし、牧師のもりでございます。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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さて、そうだなぁ、まことにアーメン、と思って耳を傾けた言葉が、礼拝後のお茶の時間=ほっとタイムでありました。

 

それが、艶子さんが口にされた次の言葉です。

 

「先生、今の時代、子どもからお年寄りまでが一緒になって集まるところなんて、教会しか無いんよ」

 

佐賀県出身の艶子さんらしいハッキリ、クッキリ、きっぱりのお言葉でした。

 

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まことにそうなのです。

 

艶子さんの言葉がどんな文脈で飛び出してきたのか、実は不明です。

 

偶然顔を合わせた瞬間に、このような言葉をお聴きしました。

 

何かをするということ以前に、一緒に居ること。本当に大切なことです。

 

そして礼拝がそのような場になることは理想です。

 

そう言えばわたくしも、ある日の礼拝説教で「日曜日の朝早くから、いい歳した大人(おっさんだったかな)が、大きな声で歌っているのは、教会位しかありません。カラオケでもこの時間は無理でしょ」と口にしたことがあります。

 

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もう一つ、言われてみたら本当にそうだ、と感じた言葉がありました。

 

旭東教会には笑顔が多い。というか、笑っている人が多いというお話です。

 

これもアーメンです。これは、上の写真でご覧頂いている通りです。

 

ある牧師が語った言葉ですけれど、礼拝説教で泣く人は多いけれど、笑わせるのはかなりムツカシイ、というのがありました。

 

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しかし、どうも旭東教会は違うようです。

 

さすがに礼拝時の笑いの場面のシャッターチャンスを逃さないというのは至難のわざです。

 

が、お茶を飲みながらでも、受付でも、教会を後にするときも、笑顔が多いと思います。

 

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聖書の中でイエスさまが泣いておられる姿はあります。

 

怒っておられる場面もあります。

 

ただ、聖書のみ言葉として、イエスさまが笑って居られる、という箇所は御座いません。

 

でも、やはり車座になって、罪人たちと食べて飲んでということが想像できる場面で、イエスさまが笑ってないなんてことはあり得ません。

 

また、ルカによる福音書8章の冒頭で、女性たちが生き生きと奉仕している姿が描かれています。

 

わたしには、彼女たちとイエスさまとのやり取りが想像されるのです。そして、その場面、笑い声が絶えない。

 

そういう雰囲気が濃厚なのです。

 

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喜怒哀楽があらわになることは大切です。人間らしいというのでしょうか。

 

感情表現が自然であれる教会。それが今の旭東教会ではなかろうか、と思う次第です。

 

そう考えますと、2016年の旭東教会は、そういうことを益々大事にしていきたいものだ、という結論に今日のBlogは至った次第でございます。

 

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わたしが大事な先生と考えている方のひとりに、K百合さんという方が居られます。歳はわたしとさして変わりません。

 

この方の、あるひと言が忘れられないのです。

 

「森さん、人間、持ったらいけない感情はないのよ。どう思おうと、どう感じようと、それは自由。ただし、それを周囲の人にあらわにするかどうかは別としてよ」

 

こういう意味の言葉を、数年前のとある場面で、個人的に語って下さったのをハッキリと記憶しています。

 

これを聞いたわたくし、本当に楽になったのです。

 

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旭東教会は繕わない教会です。そして、あまり飾らない教会。

 

これ、配慮がないということではございません(笑)

 

でも、あなたがあなたで居られて、私がわたしで居られる。

 

すごく大事なことです。

 

(礼拝を大事にする、というようなことは当然のこととして)

そういう旭東教会としての日常も、このBlogを通してお伝えしていければ幸いです。

 

どうぞ、皆さま、お気軽に旭東教会にお出かけ下さい。

 

どの集いにもご一緒して下さい。こころより歓迎いたします。end